新型コロナウイルス感染爆発でギャラ飲みはオンラインに移行?
ついに東京での1日の感染者数が4000人を超えた東京。緊急事態宣言は8月末まで延長されましたが、感染力の強いデルタ株によって、さらに状況が悪化する予測も出ています。
一方で、自粛疲れや業績悪化から、自粛要請を無視して営業するお店も多数出てきています。
自粛するかどうか、ほとんど個人で判断しなければいけない状態ですが、ギャラ飲みで稼ぐには厳しい状況です。
そんな中、オンラインでのギャラ飲みにシフトしている人もいます。
■ 新型コロナウイルス下のオンラインギャラ飲みのメリット
いちばんのメリットとして、やっぱり新型コロナウイルス、それもデルタ株に感染するリスクを低くできることです。
デルタ株の感染力はとても強く、大勢の人々が狭い空間で飲食を行う居酒屋などは、感染リスクが大きいです。
また、30代や40代の方で症状が出ることがあり、軽度の場合でも高熱が続いたり、味覚嗅覚がなくなったりと、かなり辛い状態になるようです。
万が一、中等度や重症になってしまったら、大変ですよね。
感染力の高いデルタ株が蔓延している東京で、頻繁にギャラ飲みを繰り返していると、感染してしまう確立は非常に高いといえます。
また、運よく本人が感染しても無症状だったとしても、家族や友人、職場の人に感染させてしまうことになります。
自分のせいで家族や友人が重症になってしまったら、悔やんでも悔やみきれないですよね。
幸い、ワクチン接種が進んでいる高齢者では、感染したり重症化する人が大きく減っているようです。
20代から50代の人にもワクチン接種が進めば、ある程度希望は持てるのではないでしょうか。それまでは、なるべく感染するリスクのある行動は避けた方が良いのではないでしょうか。
二つ目のメリットは、感染リスクを避けることにも関わりますが、自宅で仕事ができる点です。
外出しなくても良いので、電車やバスなどの混雑を避けられます。
また、今年の夏は例年になく暑いので、暑さで疲労しなくて良いのも嬉しいですよね。

■ オンラインギャラ飲みのデメリットは?
オンラインギャラ飲みのデメリットは、通常のギャラ飲みよりはお客さんを探すのが難しいことです。
やっぱり、女性とお酒を飲むなら、オンラインじゃなくて対面の方が良いというのは一般的な傾向としてあります。
新型コロナウイルスの感染拡大で対面での飲み会が難しいなら、いっそのこと控えてしまおうと考えるお客さんは少なくないはずです。
2020年のゴールデンウィーク頃、最初の緊急事態宣言が発令されたときに、オンラインキャバクラなどが一時期話題となりましたが、その後はそこまで盛り上がった様子はありません。
やっぱり女性と一緒に飲んで楽しむなら、すでによく知っている女性ならともかく、オンラインはあまり面白くないと考える男性は多いと思っておいた方が良いでしょう。
また、オンラインは対面での飲み会よりもさらにトーク力が求められます。
対面の飲み会であれば、会話が途切れたとしてもそれなりに雰囲気などでカバーできることもありますが、オンライン飲みは基本トーク勝負。
会話が途切れてしまったときには、トークでリカバリーしないといけません。
最後のデメリットとしては、通常のオンライン飲みよりは単価を下げなければいけないことが多いということ。
やっぱりお客さんにとっても新型コロナの感染リスクを避けられる点を除けば、サービスとしては対面でのギャラ飲みに比べて満足度は下がります。
そしてお客さんの絶対数も少ないと考えるなら、通常のギャラ飲みと同じ報酬額を期待するのは難しいかもしれません。
さらに報酬額に含めるかどうかはケースバイケースですが、飲み物も自分で用意する必要があります。
居酒屋で飲む場合は、基本的に飲食代は利用者持ち。また、もともとお客さん側が飲んだり食べたりした代金に追加という形になるので、お客さんの方でもそれほどギャラ飲み女子分の料金を払うのに心理的な負担はありません。
それが、オンラインで画面越しにいる相手が飲んだり食べたりした分まで支払うのは、場合によってはちょっと、、、と思う方もいるかもしれませんね。
お酒やおつまみなど、自分が飲食した分は自己負担になる可能性も考慮しておく必要はあります。
逆に考えると、お酒が苦手な方や、体重が増えるからあまり食べたくないという方にとっては、量を自分で調整できるので良いかもしれません。

■ ワクチン接種が進むまでもう少し我慢…稼ぎたい場合はオンラインが安全
東京を中心に新型コロナウイルスの新規感染者の過去最大になっていますが、一方でワクチンを打った高齢者の感染者や重症者は少ないと言われています。
冬にはまた感染が拡大するという嫌な予測もありますが、ワクチン接種が進めば秋には正常に近い生活ができる可能性は高いです。
あと少しの間、自身や家族、友人の安全を考えるなら、できるだけオンラインギャラ飲みで稼ぐのがお勧めです。